先輩社員の声

品質管理を通して高品質な原薬の安定供給を目指す 品質保証部 品質試験一課 <2020年入社>

普段の仕事内容について
品質試験課では、各種分析機器を用いて、原薬(薬の有効成分)の製造工程が問題ないか、製造に使用する原料や中間体の品質に問題がないかを評価しています。また、製造工程や、製造に使用した器具の洗浄方法、原薬の分析方法が期待される結果を与えることを検証し、これを文書とするバリデーションを行ったりしています。
仕事の厳しさor楽しさ・やりがい
分析方法の習得だけでなく、決められた期限の中で文書を作成しつつ、試験をこなしながらGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)を順守・ガイドライン改訂に合わせて現状を改善する厳しさを日々実感しております。特にバリデーションの計画書や報告書を作成するにあたり、必要な情報を過不足なく選択するための勉強にやりがいを感じます。
職場の雰囲気は
業務報告の他に、ちょっとした試験の相談や職場の改善提案など、気さくに意見交換が行える職場だと思います。また、職場改善活動を通して、実際に業務改善に係ることで他部署ともコミュニケーションをとることができます。
今後チャレンジしたいことは
医薬品と化学製品の違いはGMPを順守しているかどうかだと考えております。そのため、医薬品の製造に欠かせないGMPを学んでいき、将来的には薬事業務にも挑戦したいと思っております。ひいては薬務課とスムーズなやり取りを行えるようになることで、速やかに申請業務を行い、医薬品の安定供給に貢献したいです。
今後の目標or課題は?
実際に試験を行うだけでなく、その試験が製造工程の何を見ているのかを理解できるようになることが課題だと思っております。また、経験を積んでより良い分析方法の提案や、数値の異常の原因調査を速やかに行えるようになることを今後の目標としております。
大地化成に入社して良かったこと
社員の方は、仕事に対して真摯に取り組んでいる方ばかりで、一緒に仕事に取り組むことで自身も仕事に対するやりがいをより深めていくことができます。また、先輩方の助力によって困難な状況であってもやり抜くスキルを学ぶことができました。
部署の仕事内容と役割
品質保証部は品質保証課と品質試験課に分かれており、私の所属する品質試験課では、分析機器を用いた分析業務を行います。販売される前の医薬品が定められた品質基準を満たしているかどうか、検査および管理を行う生産業務のことです。 品質管理では、安全かつ有効な製品を「常に一定の品質を保って」世の中に送り出すというとても重要な役割を担っています。また、定められた品質基準を満たさない製品を発見するストッパーの役割も担っています。
この仕事の好きなところ
社会にとって役立つものを作れるところです。医薬品は現在の医療にとってなくてはならないものです。高品質の医薬品を安定供給することで、より多くの人の健康に寄与できることがこの仕事の良いところだと思います。
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